2015年12月25日(金) |
北岳・間ノ岳・農鳥岳テント縦走登山(白根三山もしくは白峰三山)(2) |
つづき・・・
「暴風の唸るような風音」と「テントの揺れ」「寒さ」で熟睡できず。
朝方といっても「日の出」まで、まだまだ時間がある朝方・・・テント内の気温は、マイナス表示。
北岳山荘で補充した水をテント脇に置いていたのが凍っていたのは言うまでもありません。
明るくなってきました・・・風がある為か雲一つ無く、すっきり・はっきりの景色。
日の出・・・ですが、のんびりしすぎました。自分の他のテント泊の人は、「間ノ岳→農鳥岳→奈良田」に行く方はいませんでした。明るい内に奈良田に着くには、もっと早く行動を起こさなければなりませんでした。
奈良田へ降りる山荘泊の方は、すでにかなり早い時間に出発していたようです。
日の出を見ながらカップラーメンとパンで朝食を済ませ、今なお吹く強風の中悪戦苦闘しテントを撤収して出発です。
北岳山荘・テント場から間ノ岳へ向けて少し行った所で振り返り「北岳」を目に焼き付けます・・・
・・・しばらく歩いた後、振り返ると北岳の左に甲斐駒ヶ岳が見えてきました。朝日で稜線がはっきりわかります。冷たい強風がありますが景色は最高です。
「北岳」と「間ノ岳」の間にあるピークの中白根山。3055m。 「根」→「峰」が正式みたいです。
おーーっ。なんとここでデジカメが故障。電源を入れると、勝手に手振れ補正が「ブルブル・・・」動き続けてバッテリーを消耗してしまいます。
これ以降、携帯電話で撮影・・・携帯電話は昨夜、録画を見たりしてバッテリーを消耗したため、予備バッテリーに交換済み。
不運のダブルパンチ、寒さの為か(ザックの外にあるペットボトルの水がシャーベット状になってます)予備バッテリーが黄色信号。
もしもの緊急時に備え、撮影するときだけ電源を入れることに→→要所要所の撮影になります。
「・・・らしい話」ですが、山荘付近でドコモに限り緊急用に数十回線確保しているそうで、緊急時以外は電源を切り回線を空けておいてもらいたいそうです。自分はauなので、使用できず。∴バッテリーの消耗を防ぐために早めに電源を切っておくべきでした。
カメラの不調であたふたし時間を使ってしまい、チョッと気合を入れ足を進めます・・・
・・・標高第4位の「間ノ岳 3190m」に到着。 左に標高第2位の「北岳 3193m」が見えます。
標柱と北岳の間に、甲斐駒ヶ岳が見えます。(北岳山頂部のすぐ右遠方に八ヶ岳・赤岳が小さく見えます。)
間ノ岳からこれから行く農鳥岳方面。一度下り(--;登り返します。
鞍部に小さく赤い屋根の農鳥小屋を確認。
ゴロゴロ石だらけの所を下り、やっと赤い屋根の農鳥小屋に到着。
小屋のご主人に「奈良田へ降りるなら、ペースを上げないと、暗くなるよ。」と助言を頂きました。
あーやっぱり・・・行程時間を甘く見ていました。先行の方を確認できますが、自分の後ろから来る人はいないようです。
小屋裏の急登を登りきり、「西農鳥岳 3051m 」に到着。
標柱の先っぽのすぐ左に、小さく北岳。その左に大きく間ノ岳。間ノ岳の直下に小さく赤い屋根の農鳥小屋。
西農鳥岳から見る「塩見岳」・・・奥深い所にある山です。
景色を堪能しながら稜線を進むと、「農鳥岳」山頂部が見えてきました。先行する方がいらっしゃいます。
農鳥岳に到着。タッチ!
山頂部からの風景。デジカメ不調の為パノラマ撮影できず。
絶景・・・無事にここまで来られました。
三角点にタッチ!
もう一つの山頂標柱。
ここからは、駐車場までの標高差およそ2000mをひたすら下るだけです。
その前に、エネルギー補給。北岳を見て・・・
エネルギー補給。富士山を見ながら。
山頂部から下山する方を確認・・・歩きずらそうなルートです。
農鳥岳から降りてきて、振り返り・・・稜線歩きにお別れを告げます。
駐車場がある奈良田への降下地点にある目印。
あとはひたすら下るだけです。
森林限界が終わり木々の間の急な下りになるとなかなか大変です。
途中、唯一の水場がある大門小屋で給水したのですが、重いザックでさんざん歩いて疲れていたので、500mlだけ給水したのですが、途中で飲み干してしまい大変な目に会いました。そんなこんなで・・・
・・・駐車場に着く頃には、真っ暗になってしまいましたが、無事着き帰宅できました。
「・・・足が痛い。」 |
2015年11月24日(火) |
北岳・間ノ岳・農鳥岳テント縦走登山(白根三山もしくは白峰三山)(1) |
いつも「日帰り登山」ばっかりで、いつかテントを担いで山歩きをしたいと思っていたのですが・・・
緒事情を何とか片付けて、行ける状況を作り出しました。(2015年10月7・8日)
せっかく行くのならと「日本で一番長い3000m越えの縦走コース」を。
富士山に次いで2番目に高い「北岳」や4番目の標高を持つ「間ノ岳あいのだけ」と200名山の「農鳥岳のうとりだけ」があり、ワクワクする縦走コースです。
1日目
奈良田駐車場→バスで広河原インフォメーションセンター→大樺沢二俣→八本歯のコル→吊尾根分岐→北岳→北岳山荘テント泊
2日目
北岳山荘テント場→中白根山→間ノ岳→農鳥小屋→西農鳥岳→農鳥岳→大門沢下降点→大門沢小屋→林道終点→奈良田ゲート→奈良田駐車場
仕事を終え、そのまま車に荷物を積み奈良田駐車場へ・・・朝まで仮眠Zzzzz・・・。
奈良田駐車場からバスで広河原インフォメーションセンターへ。
平日の為(休日等の早い時間のバスが無い)チョッと遅めの出発。内心焦りが・・・まあー、テント泊だしのんびりと。
出発直後に見る定番のつり橋からの北岳。
つり橋を渡り切るとすぐに「広河原山荘」があります。山荘の脇から登山道になります。
大樺沢を登っていきます。
紅葉の向こうにチラッと北岳が・・・
ゼーぜー・・・なかなか北岳に近づきません。
大樺沢二俣分岐。急斜面に丸太梯子がずっと続く「八本歯のコル」を登ってみたかったので八本歯のコルへ進みます。
振り返ると、鳳凰三山の山頂部が見えます。遠くの方に八ヶ岳も確認できました。
当初は鳳凰三山をのんびりテント泊と考えていたのですが、なかなか連休が取れないので、ちょっとハードですが思い切ってこちらへ。
「八本歯のコル」。こんな梯子がずっと続きます・・・下を見ないように。
左端の斜面の梯子を登り切れば、今度は岩がゴロゴロしたコースになります。
また、この辺りから北岳山荘へつながるトラバースルートもありす。唯一、先を歩いていた2名の方が、トラバースルートで山荘方面へ・・・自分はまっすぐ山頂コースへ。
山並みの向こうに富士山が・・・ズームアップしています。
写真中央の一番奥の霞んでいる山並みが八ヶ岳。と、左にチラッと白い頭の甲斐駒ヶ岳も確認できました。
拡大甲斐駒ヶ岳と八ヶ岳
山頂への分岐の「吊尾根分岐」。
今回のザックの重さが17キロオバー。こんな重いザックを背負っての登山は初めてで、ここまで登ってきてかなり足にきています。
分岐から見た北岳山頂方面。
ここの分岐に一旦ザックを置き、山頂へ行き戻ってきます・・・えっ、ザックを下ろし歩き出すと、軽い軽い体が軽い!
無意識に十数歩ほど跳ねる様な小走りで足が勝手に進み、思わず一人で笑ってしまいました。
17キロのダイエットに成功したら、こんなに軽くなるのかなー?
分岐から見た間ノ岳方面。ずーと続く稜線を明日、歩きます。
写真中央に間ノ岳。その左側に、霞んで農鳥岳も見えます・・・何時間かかるんだろう。
稜線の真ん中あたりに今夜の宿泊場所の北岳山荘があります。
日本第2位の標高の北岳山頂。(足取りが軽かったのは最初だけでした。)
もう一つの山頂碑。山頂が混んでいる時は、こうしていくつか山頂標板があると、記念撮影が進みますが・・・今は独り占めです。なのでセルフで記念撮影。
「南アルプス国立公園 北岳 3193m」
三等三角点
三等三角点「白根岳」・・・三角点の説明が書かれていました。盤には標高3192mとありますが、近年図りなおしたら実際は、1m高かったみたいで、山頂碑では3193mとなっています。
山頂からパノラマ・・・
左の白い頭の「甲斐駒ヶ岳」 ~ 右奥に「八ヶ岳」 ~ 中央の山頂が白い連山が「鳳凰三山」 ~ 富士山
左から「農鳥岳」「間ノ岳」「塩見岳」 ~ 南アルプスの女王と称される「仙丈ケ岳」
と、おおざっぱですが、絶景です。
山頂からの景色を焼き付けます・・・
明日、向かう間ノ岳への稜線。はるか向こうに農鳥岳。
明日は、山荘から白根三山を縦走し、奈良田駐車場まで下るのは2000mの標高差があり、距離もある長丁場となりコースタイム 11時間程度と言う事で・・・このコースタイムに鈍足と休憩時間を加味すると、どうなることやら。
富士山。今立っている場所より高いのはこの山だけ。
以前登った「甲斐駒ヶ岳」「八ヶ岳」・・・いろいろ思い出します。
山頂へ登ってきた道を使い下山開始・・・分岐点まで戻ってくると17キロオバーの物体が待っていてくれます。
そういえば、岩陰には雪が降った痕跡がありました。霜柱やつららも。
今一度、山頂を目に焼き付けます。
稜線上に、赤い屋根の北岳山荘を確認。
北岳山荘。テントは4つ・・・テント泊の人はすくなそうです。
鉄骨造のしっかりした建物。入口のドアも重たい金属製の一枚ドア。
夜、強硬な造りの理由の一端を思い知ります・・・。
北岳山荘のテント場です。当然、森林限界越えなので木々が無く眺望抜群です。
富士山が綺麗、しばし景色を休憩しながら堪能した後、テント設営。時々突風が吹くため苦戦。
左手前のオレンジのテントが今夜の寝床です。今日のテント泊の方は自分を入れテント5張り5名でした。
夕暮れの北岳。
夕ご飯。15分ほど湯煎するだけで食べられる「五目釜飯」と・・・
野菜たっぷりウインナー入り「煮込みラーメン」と、デザート・コーヒーで・・・お腹を満たします。
明日の「恐ろしい長丁場」に備えて早々寝ることにします。
夜10時ごろから風が強く吹き出しテントが揺れ、目が覚めてその後熟睡できません。
深夜過ぎになると、風が轟音をたてて「ビュウー」と稜線を切る音がした後、一瞬静寂になったと思ったら「ゴオー」と叩きつけるような突風がテントに襲い掛かってきます。
この「ビュウー」と「ゴオー」が、夜明けまで繰り返し続くとは・・・これに寒さも加わり、ウトウトしたぐらいで熟睡できず。長丁場が大変なことになりそうです。
寝不足で最悪の2日目へ |
2015年10月22日(木) |
燧ケ岳登山(2) |
・・・つづき
ひたすら急な岩ゴロゴロの斜面をゼイゼイ言いながら登っている途中・・・振り返ると「オーッ。絶景」。
かなり登ってきましたね。
以前にもこんな感じの風景・・・日光の男体山。ひたすら登っている途中で中禅寺湖を望める風景。そっくりです。
「 ? 」
「 ? 」
ミノブチ岳(標高:2,220m)かな?あそこを越えれば、燧ヶ岳の山頂が見えてくるはず。
燧ケ岳・俎嵓が見えてきました。
長英新道との合流地点に到着。
燧ケ岳・柴安嵓も確認・・・て、下って登り返すんですね。(暗くなるまでに駐車場にたどり着けるか)
遠方は霞んでますが、良い天気に恵まれました。
こんな感じな所をずっと登ってきましたが、これを登り切れば俎嵓山頂です。
山頂ーー。御池方面から登っていらした方にお願いして記念撮影。(後ろの山は、柴安嵓)
二等三角点。これから行く柴安嵓には三角点は無いそうです。
これから行く柴安嵓。あー登り返しです。
俎嵓の山頂からの展望。遠望が霞んでいなければ、尾瀬沼の向こうに日光白根山等、柴安嵓の向こうに至仏山等が見られるはずなのですが・・・
俎嵓から下り、登り返して柴安嵓の山頂へ。
「燧ケ岳山頂 (柴安嵓) 2356m」と刻まれた山頂標柱があります。
記念撮影。
柴安嵓の山頂から先ほどの俎嵓を・・・
柴安嵓から「尾瀬湿原」。泊りがけでゆっくり散策してみたいです。
山頂にて、「あと北海道と九州の百名山を残すだけ」という遠方から来た方と雑談談しながら昼食です。
テント泊縦走の話になり、二泊以上のテント泊縦走した時、ザックが20キロオーバーになったとの事・・・
んーー。自分は、テント一泊が限界かな。
下山は、「長英新道」を使い、尾瀬沼をぐるっと回る感じに帰路につきます。
今回、ナデッ窪コースは、伐採した笹等が雨などでコース内に流れ出ていて、登るときより下山に使うときは滑り危険な状態でした。
暗くなる前に駐車場に着きたいので一気に長英新道をくだります。
「 ? 」
赤く色好き出したナナカマド。
黄色もきれいです。
始めてみました。ピンク色の紅葉?
ニョキニョキ・・・
サルノコシカケ?
色的には、パンケーキ色で美味しいそうなのですが・・・
かなりいいペースで、長英新道入口に到着。
長英新道は、ナデッ窪よりなだらかで距離がありますが整備されていて歩きやすいです。
「ウメバチソウ」
「トリカブト」
三平峠への分岐までこんな感じの木道を歩きます。のどかです。
「キツリフネ」 木道脇にまだまだ沢山の花々が見られました。
「ワレモコウ」と湿原と燧ケ岳
「オゼヌマアザミ」と湿原と燧ケ岳
暗くなる前に無事、駐車場へ到着。
すぐに帰路に着くと、帰宅渋滞にぶつかりそうなので、
携帯電話に撮りためたドラマを見たり仮眠を取ったりして(*´ω`)まったり過ごし帰路へ。
テント泊でのんびり来たいと思う所でした。 |
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2015年10月20日(火) |
燧ケ岳登山(1) |
燧ケ岳(ヒウチガタケ)・・・柴安嵓シバヤスグラ(2,356m)、俎嵓マナイタグラ(2,346m)登山の備忘録として。(2015年9月16日)
「テント泊縦走」の準備トレーニング代わりに、チョット距離のあるコース選択。ザックもチョット無駄に重くして13キロちょっと。
以前、バイクで至仏山登山に来た時と同じ道を使い、大清水駐車場へ順調に到着。
夜明けまで車で仮眠をとる事に・・・
大清水駐車場から一ノ瀬休息所へ。
「大清水」・・・林道工事により今の形になったみたいです。
「キオン」・・・肌寒くなってきた中でも花が咲いています。
「ナンブアザミ」
シイタケの様なキノコ
マッシュルーム見たいに真っ白なキノコ
苔の中からキノコ
「三平峠」に到着。峠近くになると木道が整備されています。
国立公園 尾瀬 三平峠
変わったキノコ
また、変わったキノコ・・・珍しいキノコが沢山・・・早く前に進まないと。
尾瀬沼湖畔の三平下・尾瀬沼山荘。
尾瀬沼。朝もやがまだかかっています。尾瀬沼思っていた以上に大きいです。
「沼尻」を目指し尾瀬沼南岸コースを進む。
ゴゼンタチバナの赤とシラタマノキの白が綺麗です。
尾瀬沼越しに今日の目的地「燧ケ岳」を確認。
小さい秋。倒木に小さな木の芽が生えていて、赤く紅葉しています。
尾瀬沼沿いに整備されている遊歩道は、ところどころ崩壊しています。迂回路あり。
早朝の為か無風で、燧ケ岳が湖面に綺麗に映り込んでいます。
尾瀬沼南岸コースは、景色が楽しめるコースです。
分岐。
ポコポコなお菓子の様なキノコ
綺麗に紅葉しています。
「ゴマナ」
静かな湖畔の遊歩道を歩いていると、いきなり「バタバタ・・・」 ドキッ!
水鳥が湖面から飛び立って行きました。
大きな葉。思わず手で大きさを確認。
もろ危険を感じるキノコ?
また、大きな葉。まるでジェラシックパーク状態・・・
テレビでよく見る湿原の木道です。
「イワショウブ」
「チングルマ」のワタボウシ・・・もう秋ですね。
沼尻の休憩小屋。飲み物メニューも充実していてチョットした喫茶店みたいです。
「ワレモコウ」
「エゾリンドウ」
「キンコウカの実」
「尾瀬沼」「尾瀬湿原」「燧ケ岳」等の分岐点。
燧ケ岳へまっすぐのびる遊歩道をしばらく進み、振り返り・・・
「オゼミズギク」
登山道「ナデックボ」(ナデッ窪)・・・燧ケ岳への急登・直登コース。雪崩で出来た「窪み」を由来に「ナデックボ」ととか?
登るにつれ大きな岩とゴロゴロした石の登山道になり、いつもより重いザックを背負っての登りはキツイキツイ。
「オオバタケシマラン」かな?葉の裏側に赤い実がつくそうですが・・・
「野イチゴの実」
つづき・・・ます。 |
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2015年10月13日(火) |
白根三山縦走 |
やっと、ついに、
連休が取れたので、思い切ってテント泊で山へ行ってきました。(10月7・8日)
北岳(標高第2位)間ノ岳(標高第4位)農鳥岳の稜線縦走。
北岳山頂。
この地点から高いのは、富士山だけ。
天候に恵まれ景色最高でした。
北岳より間ノ岳(途中)への稜線。
テント場からの夜明けと富士山。この時期、テント内で気温マイナスです。(;;)
間ノ岳山頂。(左の山が北岳)
強風・長距離(長時間)の山行だったのでチョット大変でした。
あと、足の爪が完治するまでチョット山はしばらくお休み? |
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2015年9月17日(木) |
尾瀬へ |
久々の休日(16日水曜日)を使って、尾瀬に行ってきました。
始めての尾瀬は、大清水から三平峠を越えて入りました。
湿原の草は、「草紅葉」が始まり出し、木々の葉は、ちらほら色付き出しています。
「尾瀬沼」越しに見える「燧ケ岳ひうちがたけ」が、今回の目的地。
山頂への最短距離の直登・急登の「ナデッ窪」登山道利用。結構きつかったです。
大きな岩と石の急斜面に伐採した笹枝が雨水で重なり積もっていて、登るときより下山時に使うときは、滑ってかなり危険だと感じました。
下山時に使った「長英新道」は、整備されていて無難な道です。
今回も「日帰り登山」なので、明るい内に雨が降らないうちに三平峠を越え、大清水に帰ってきたかったので、のんびり過ごすことが出来なかったのが残念でした。 |
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2015年9月3日(木) |
何て言う「花」? |
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2階へ上がる外階段の手すりに、初めて見る花が・・・おそらく、鳥がどこからか種を運んで来たのでしょうか?
地面から2メートル位の所までツルを伸ばして、花を咲かせています。 |
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2015年8月31日(月) |
ランチパスポート第4弾は・・・ |
今回のランチパスポートのメニューは、
「つけ汁仕立てのにしんそば」です。
コメのとぎ汁を使い、一度柔ら戻しつつ余分な臭み・油を取り、出し・醤油・味醂・酒等で煮含めました。
もちろん骨まで柔らくなっています。
見た目を軽くしたかったので、あえて醤油は濃口と白醤油を合わせて、色をあまり付けないようにしてあります。
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2015年8月26日(水) |
谷川岳登山(2) |
・・・つづき
谷川岳山頂(双耳峰の一つ トマノ耳1963m)。山頂標柱と展望盤があります・・・ロープウェイが運航中止なので、ロープウェイ駅からの登山者がいないため、閑散としています。独占状態。
遠l峰は、多少霞んでいますが、なかなかの展望です。
三角点
トマノ耳から見るオキノ耳1977m。
セルフで記念撮影。
巻機山・越後駒ケ岳方面
会津駒ヶ岳・至仏山方面
日光白根山・武尊山方面
苗場山方面(中央のカクンと下がっている所が苗場山)
トマノ耳からオキノ耳への稜線。下って登り返します。
?
?
?
?
ウラジロヨウラク
オキノ耳1977m。こちらの方が若干標高が高いようです。
オキノ耳から一ノ倉・茂倉岳方面。
誰もいないので、セルフで・・・もうちょっと先まで行く予定でしたがここで引き返します。午後の夕立も怖いので。
「肩の小屋」まで戻ってきました。小屋のベンチを借りて、昼食がてら休憩。休息していた先行の方と話をさせて頂いた際、下山時は、「西黒尾根は、下りがきつそうなので天神尾根で降りる」との事。
自分も同じコースで下山する事に。
肩の小屋から天神尾根へ降りていくと「天神ザンゲ岩」というのがあります・・・
・・・この辺りまで、笹原の中を降りてきます。
「天狗の留まり場」・・・?天狗の集会所?
熊穴沢避難小屋です。
ギンリョウソウ
?
天神尾根をロープウェイ駅迄行かず、途中で田尻尾根へ下ります。この尾根道は、木々に囲まれ細い道で展望もほとんどありません。ひたすら下ります。
途中、谷川岳を確認・・・かなり降りてきました。 チョット足にきてます。
スキー場の除雪車等が通る幅広い道に出ました。
雨水等で削られて、荒れていて歩きずらい道です。
いくつもの沢を渡りることになりますが、何とか靴をぬらさずに渡る事が出来た水量で助かりました。これ以上水量が多かったら厄介な事になっていました。
沢に渡してあった鉄製の橋ですが、おそらく土台の崩壊でガタガタになっていました。
沢際まで降りて、渡るのがきつそうだったので、意を決して鉄橋を渡ることに・・・
雨等で鉄板が濡れていなかったのが幸いで、無事渡れました。
甲斐駒ヶ岳の下山時、仙水峠→仙水小屋への道のりに似た石だらけの道を下ります。
無事、駐車場に到着。
午後5時に、「夜間通行止め」の規制に入るので、(時間的には、2時間以上余裕があるのですが)とりあえず規制ゲートまで降りてゆっくり休憩を取ることに。
規制ゲート近くの駐車場で、車内で横になってのんびり休息を取り、帰宅できました。
(バイクだと、横になっての休息がなかなか出来ないのが難なのです。)
そう言えばゲート近くで休んでいたら夕立が・・・早めに山を降りてきて正解でした。夏は夕立が怖いです。
夜間通行止め・ロープウェイ運航中止等で、人がいなくてのんびりした登山(花の写真もゆっくり撮れたし)で久々の休日を楽しめました。 |
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2015年8月12日(水) |
谷川岳登山(1) |
谷川岳(1,,977m)登山の備忘録として。(2015年7月22日)
「仕事の都合」・・・「天気予報」・・・行けそうな山は・・・ん~。「谷川岳」かな。
距離的には、バイクと思ったのですが、連日の猛暑での「お疲れ」と、ロープウェイを使わず、日本三大急登と言われている西黒尾根を使っての登山ということで、車で出発。
深夜に駐車場に着いて、夜明けとともに登り始めて、一ノ倉まで足を延ばそうと考えていたのですが、あと少しで駐車場という所で、「土砂崩れの為、夜間通行止め」の為、足止め・・・
・・・車の中でゆっくり休めたので、かえって良かったかも。(結構涼しかったし)
ロープウェイ駅の立体駐車場で料金500円。外の駐車場も同じ料金みたいなので、折角なら屋内で。
駐車場からしばらく歩いて「登山指導センター」で登山届を出し、その先のゲートを行くと・・・
・・・左手に「西黒尾根登山口」の案内があります。
登り始めはこんな感じです。
ヤマブキショウマ
雪の重さで倒れた(?)木の「復活」。
シラビソ?
ヤマアジサイ
「土合 1時間」「谷川岳 3時間」・・・
・・・ロープウェイ中間駅を見下ろせる高さまで登ってきました。
天気は良。暑くなりそうです。
ジョウシュウアザミ
?
ミヤマキンポウゲ似の?
コメツツジ
ハクサンボウフウ?
中央チョット右のもっこり・・・天神峠(乗り継ぎ最終ロープウェイ駅があります)と同じぐらいまで登ってきました。 天神平スキー場には、ものすごく昔にスキーをやりに来たことがあり、見渡す限りの雪山の絶景に感動したのを思い出します。
タカネコンギク
クルマユリ・・・尾根沿いに咲いているので、空気感がある写真が簡単に撮れます。
イブキジャコウソウ
オオバキボウシ
キンコウカ
かなりの傾斜です。「ラクダの背」という場所でしょうか。
クガイソウ
急斜面から、双耳峰の谷川岳山頂が見えます。まだまだ山頂までありそうです。
アカモノの実
虫玉
急斜面登り切ると、正面に谷川岳。尾根沿いの道が確認できます。
「ラクダの背」
アップでよくよく見ると、かなり急こう配の尾根道が続いてます。
クルマユリ
「西黒尾根ガレ沢の頭」とあります。「厳剛新道」分岐点。地図データ上では、「ラクダのコル」。
急斜面にも綺麗な花が咲いています。
ウツボグサ
シシウド?
ミヤマダイコンソウ
見上げるとかなりの傾斜です。
イワシモツケ
横を見ると、やっぱ・・・かなりの傾斜です。
案内のペイントをしっかり確認しながら登って行きます。ペンキ印を外れると身動きが出来なくなる場合があるので注意です。
イブキジャコウソウ
色とりどりの花々。
岩場の急斜面を登り切ると、尾根の稜線が確認できます。
ニッコウキスゲ
花々。
?
コケモモ?
キオン
?
?
?
ヒメシャジン
もうすぐで、山頂です。
この時期(7月22日)、まだ雪が残っていました。日差しはチリチリ差していますが、気持ち良い風が吹いています。
ミヤマキンポウゲ
谷川岳山頂で双耳峰の一つ「トマノ耳 1963m」をやっと射程圏内?に捉えました。
・・・つづく
(花の名前は、怪しいです。) |
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